中学の時、二期上の先輩に秀才がいた。全教科に万能で神奈川県でもトップクラスの学力だった。国語科の男性教師がある日、彼を引き合いに出して「あいつは授業中いつも何か書いている」と言ったことをよく憶えている。何か書いているのだから、何を書いているのかその内容が大切だが、もっと大切なことは何かを書いたという
書く行為そのものだ。これは
渡辺 剛彰氏の記憶術と通じる部分だ。英語を読んだり、聞いたりして、
紙と鉛筆で細かいメモをつけることはすごく大切なことだ。
何かを実際に書いたことで記憶すると言う目的の半分はすでに達成されている。
空手バカ一代という熱血少年マンガがあった。その主人公の大山 倍達(おおやま ますたつ)氏は「レスラー、ボクサーに百戦百勝できたのは、彼らがケリの威力を知らなかったから」と回顧されていた。これを、日本の英語学習に置き換えてみると、日本人が英語を10年勉強しても、モノにならないのは
イディオムの重要性を知らないからといえる。
Bella likes learning idioms (5 years 9 months)