2024年10月13日日曜日

私の英語ノート 2024/10/13

同僚にネイティブの発音は当てにならないよ、と言っておいた。反応は当然「えっ!」となる。特に母音の発音は全くあてにならない。cat の a と bed の e , 発音記号で書くと 【æ】 と 【e】 ;日本人が英語を習うときには明確な違いがわかるように教えてもらうはずだ。ところが、向こうの人間は人によって違う発音になる。さらに、【ʌ】【ɑ】【o】なども世界的に明確な区別はない。発音する人によってまちまちになる。長母音と短母音の区別も明確でない場合がある。では、どうすればよいか?当然文脈で考えて、瞬時に判断できるようにしなければならない。日本人用に作られた英語の教材を使うと、このような罠にはまってしまい、ヒアリングの向上を妨げてしまう。だから、いろいろな人の話を聞く必要がある。【æ】【e】、【ʌ】【ɑ】【o】、長母音と短母音、には地域差、個人差があり、画一化してはいけない。

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.com/2013/03/blog-post_8542.html   リンガフォン

追記、発音について私の意見を述べたが、今度はイディオムについて一言。イディオムも使う人によっていろいろとひねりが入る。千差万別ともいえる。これも、よく聞き、よく読むことで解消される。the fertilizer would have hit the windmill. もちろん、これは、when the shit hit the fan の亜流表現だが、毎日、英語を正しく積み重ねている読者にとっては、難しくはないだろう、と思う。