2019年6月8日土曜日

私の英語ノート 2019/06/08


大学共通テスト英語、リスニングの比重20→50%へと言う記事が目に付いた。これからリスニング教材の需要が高まるのだろう。リスニングの比重が30パーセント上がったのだから、リーディング、ライティング、スピーキングが総合的に30パー削られたことになる。このブログの読者に英検一級の面接委員をされている方がいる。大学共通テストのリスニングの比重が上がったのだから、英検にも影響は及んでくると思う。その方には気の毒だと思うのだが、それほど大学入試のためのテストというのは業界基準となっている。だからこそ、私は日本の英語教育産業の過熱を食い止める唯一の手段は大学入試科目から英語を外すことだと思っている。英検はそのまま存続させてもいいと思う。話をリスニングに戻すと、リスニングは頭でするものであって、耳でするものではないと私はいつも読者に言う。だから、これから色々なリスニング教材が出回るようになってもそれはただの便乗商法だから、振り回されないように注意して欲しい。目先のことに囚われず毎日正しい英語を5年10年とインプットするのが王道中の王道であることを肝に銘じて欲しい。
参考リンク
http://bridge-english.blogspot.com/2010/11/blog-post_06.html  ヒアリングの向上 その2
http://bridge-english.blogspot.com/2017/02/20170211.html  私の英語ノート 2017/02/11
http://bridge-english.blogspot.com/2013/10/blog-post_6034.html   ヒアリングは脳でするもの
http://bridge-english.blogspot.com/2017/04/20170403.html   私の英語ノート 2017/04/03