このブログはヒアリングの完成を目的としたものだが、「英書を読めるようにする」ためのブログでもある。さて、ある読者には「
ヒアリングを向上させたければ、自分の耳だけでダイアログを聞き取って書き取る努力をするべきだ」と答えておいた。このブログのヒアリングの練習問題をしていても、ヒアリングの力はつくはずだが、
総合的なヒアリング力、構文力をつけようとするなら、自分の力だけに頼るのが最良の方法だと思う。この読者にはヒアリングが出来るからこそ、英書が読めると答えておいた。その逆、つまり英文が読めるからこそ英語が聞こえるというのは、ありかもしれないが、私にはよくわからないとも付け加えておいた。これはニワトリと卵の関係とは違う。(厳密に言えば、いつも卵のほうが先になる)。子供は生まれてすぐ本を読んだりはしない。何年も親の言葉を聞いてから、話し始める。本が読めるようになるのは、幼稚園程度の段階になってからのことだ。だから、まずはヒヤリング、そしてスピーキング、本を読むのはそのあとになるだろう。、、、とここまではネイティブについては完全に当てはまる。英語を外国語として習う日本人は一体どうすれば英書がすらすら読めるようになるのだろうか?単語やイディオムがネイティブのレベルに達していれば、何の問題もなく英書は読めるはずだ。大体の英語学習者は英書を手にとって、読み始めるが、わからない単語に出くわし、その単語を調べて、文章の意味を把握しながら、英書を読み進めていると思う。しかし、わからない単語が多すぎると読書が嫌になって読書恐怖症に陥ってしまう。単語のレベルの低い本は、幼稚すぎてつまらない。では、どうすれば英書を堪能できるようになるのか?答えは
ヒヤリングを実践しながら、単語イディオムをふやし、かつ構文力を磨くことにある。もしも読者が読書恐怖症にかかっているなら、英書を無理に読もうとせず、英書から離れてしまうのもいいと思う。そして、その間は、ひたすらヒアリングの力を伸ばすべきだと思う。
ヒアリングの力が十分についていれば、英書を読むのは楽しくてしょうがなくなるはずだ。そして、この読者に付け加えておいたことがもう一つある。それは、
英書の正しい読み方は青のボールペンで下線をつけながら読むことだと。青のボールペンで下線をつけながら読むのは私の我流だが、流し読み、読み捨てをしてしまうと、そこから得られるものはない。だから一応青のボールペンで手がかりを残しておく。いつか私は、本に赤線を引く読み方はしない、と書いたことがあるが、青線をバンバン引いている。ちょっと気になる単語、わからない単語、イディオム、ひねってあるイディオム、気の利いたいいまわし、面白いジョーク、、、すべてに青線を引く。ここまでは家での作業。ちょっと外出する時は、いつもキンドルのお世話になっている。
私の英語ノートの drink yourself sober は酔いを醒ますためにもっとお酒を飲むこと。27:28 you can't
drink yourself sober. 借金問題を解決するためのもっと多くの資金を借り入れることは出来ない。
Interest Rates Are About to Shoot Through The Roof - Peter Schiff
参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html 無敵のヒアリングを手に入れる
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/06/bridge.html オンライン英会話辞典 BRIDGEの活用法
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html 英語を書き取ってみよう
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/toeic.html toeic 満点でも映画は聞けない
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/11/100.html 英語のニュースは100%理解できて当たり前
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/12/blog-post_41.html 読者からの質問に答える