清水 幾太郎先生の「本はどう読むか」には洋書の読み方が書かれている。先生は日本語をお読みになる時は線を引かれたが、洋書はとにかく読み通すことが大切と書かれている。わからない単語はおいて置いてまず本の輪郭をとらえよ、と説かれている。誰でも母国語に関しては子供の頃はこのような読み方が出来る。大人が外国語に対してこのようなアプローチが出来るかどうかは、わからないが、清水 幾太郎先生はそのように洋書を読まれたのだから、相応の努力をすれば読めるのだろうとおもう。清水 幾太郎先生は素晴らしい記憶力をお持ちだったに違いない。私は凡人なので一度出会った単語はすぐ忘れてしまう。二度や三度の出会いでもまだまだ忘れる。だから、単語やイディオムには何度も何度もお目にかからなければならない。この本で清水 幾太郎先生は「学校で長い間英語を勉強してきても本を読める人は非常に少ないであろう」と書かれている。多分その通りだとおもう。「聞いてわかるから読んでわかる」が私の持論で、そのためには単語、イディオム、英語の常識などをひたすら頭につめ込んでいかなくてはいけない。学校で英語をちょっとかじったくらいで英書が本当に堪能できるようになるとは思えない。私は「
英語をどのくらい勉強すればいいのか?」ではスタートラインに立つまでに最低三年かかると書いた。
ひよっこになるまで10年くらいは優にかかるとおもっている。英書をスラスラ読むためには膨大な知識が必要になる。いつも同じことを言うが、英語学習はネイティブの頭にあるのと同等の単語、イディオム、常識をつめ込むローテク作業の積み重ね。問題はやる気と根気。特に根気が大切だ。
私の英語ノートのしたから四行目の
fog up はメガネが曇ること。7:54 he said his visor was
fogging up. 成層圏からジャンプして対流圏に突入の段階で、フェリックスはバイザーが曇ってきたと伝えてきました。
Felix Baumgartner Space Jump World Record 2012 Full HD 1080p [FULL]
練習問題解答
a-5786 fog up my glasses
a-6141 fogging up
a-9041 fogging up