アメリカファーストを唱えた詐欺師のトランプは愛国主義の名をかたりナショナリズムを台頭させた。どこかの都知事はトランプ音頭に便乗して都民ファーストのような政党を作った。自由民主とか民進とかいうような言葉に国民ファーストの理念があることに気がつかないこと自体情けないと思うが、そもそも国民や有権者優先は政治の根底理念だからわざわざファーストと騒ぎ立てるほどのことでもない。これは政治の世界での話しだ。ところが日本の教育に目を向ければ English First のような風潮に晒されている。なぜこのようなことを言うのかといえば、二週間ほど前に「天花粉を英語でなんていうのか知ってる?」と若い同僚に尋ねると、「天花粉ってナンですか?」と聞き返してきた。「シッカロールのことだよ」といっても通じないので、具体的に説明すると、「ああ、ベビーパウダーのことですか!」と反応してきた。ちなみに40代の同僚にも同じ質問をしてみた。こちらも天花粉を知らない。まるで夢を見ているようだった。ここであっと驚くビデオを見てみる。2:23 の部分だ。
隕石衝突、その破壊力
いちキロと言わずにいっキロと言っている。言葉は生き物というが、とても進化しているとは思えない。このような体たらくでは、いつかは ワンキロ と言う日がやってくるかもしれない。今度はカナダのケベック州のフランス語への取り組みを見てみる。3:54 English invasion 4:20 language inspectors 4:35 French First あっぱれだとは思わないか?
Is the French language in danger from an English invasion?