2019年8月2日金曜日

私がすすめる医学英語 2019/08/02


新生児死亡率、乳児死亡率のことを infant mortality rate と言うが、この医学英語が問題ではない。医学統計のほうが大切だ。日本は新生児の死亡率が世界一低い国だ。それは、日本が世界に誇れる医療制度の賜物であるといつも思っている。1;19 on key health indicators like infant mortality (rate) for instance, Finland has a lower rate than the U.S. according to UN, when it comes to under-five's (infant mortality rate), Finland has 2.3 deaths per 1,000 live births while the U.S. has nearly 3 times that with 6.6 (deaths per 1,000 live births). 乳児死亡率のような重要指標を見れば、フィンランドはアメリカよりも低い。(注;この指標は低ければ低いほど良い)5歳未満児死亡率を見れば、フィンランドは1000人の生児出生に対して2.3人が死ぬが、アメリカではその三倍の6.6人が死ぬ。

A look at Finland's health care system

参考までに言うが、日本の5歳未満児死亡率は出生1000対比で2.44だ。ここで、フィンランドと日本を比較すると、まったく比較にならない。人口が500万人程度の小国と一億二千万人の大国を比べるのは狂気の沙汰のように思える。早い話をすれば、フィンランドの2.3という数字はアメリカの6.6よりも悪い可能性がある、ということだ。もちろん、人口が1億人以上の日本で5歳未満児死亡率が2.44と言う数字はフィンランドよりも数段上の数字と言うことになる。物事を比較するときには単位を揃えてから比較しないと意味が無い。

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.com/2017/03/20170305.html  私の英語ノート 2017/03/05