ローマ法王が死んで、世界一派手な葬式があった。宗教の存在意義の一つには葬式がある。この世からあの世への橋渡しをする商売だ。下のビデオを見て、宮本武蔵の青木丹左衛門と沢庵和尚のやり取りをおもいだしてしまった。武蔵の死骸を要求する青木丹左衛門に対して、沢庵和尚は「首を? ……冗戯じょうだんではない、葬式は坊主のつとめ。おぬしに、死骸をまかせては、寺の商売が立ちゆかぬ」とつっぱねる。葬式は、寺(教会)の商売なのだ。
Thousands lined Rome's streets as Pope Francis laid to rest after Vatican funeral | BBC News