一昨日の朝は雲が高くすっかり秋の空に見えた。午後には、天気雨が降った。天気雨はいつか記事にした通り、アジア圏ではキツネの嫁入り、英語圏では、sunshower, the devil is beating his wife だ。天気雨が職場で話題になったので、一応英語のうんちくをたれてしまった。すると、すかさず「宇野さん、秋茄子は嫁に食わすな、を英語でなんと言いますか?」と同僚の一人が聞いてきた。一瞬、「秋茄子は嫁に食わすな」の意味を考えてしまった。その同僚は「おいしいものは嫁に食わすな」が、その意味だという。とっさに、it's cheaper to keep her. (釣った魚に餌はやらない)が近いと思ったが、その同僚は「秋茄子は嫁に食わすな」は姑(しゅうとめ)の台詞だという。なるほど、嫁いびりか。すると、do not share good food with your daughter-in-law のことだ。つまり、happiness is NOT sharing good food with your daughter-in-law が姑の気持ちなのかもしれない。念のためにインターネットで調べたら、おかしな訳になっていた。 ちなみに「秋茄子は嫁に食わすな」には二つの意味があるそうだが、嫁いびりの代名詞として使われるのが一般的だ。とにかく、自分の土俵では横綱になれても、他人の土俵では関脇になるのが精一杯だった。
また、蛇足になると思うが、私が実際に聞いた話を紹介しておく。韓国での嫁いびりだ。一つは、クレンザーの話。カネヨの粉クレンザーのクレンザーだ。韓国に嫁いだ日本人妻は韓国の姑に、石を砕いてクレンザーを作らされた、、、と聞いたことがある。これはうそ臭い。もう一つは洗濯機の話。韓国の冬は厳しい寒さだ。そこでお湯で洗濯する洗濯機が登場した。しかし姑は嫁に(日本人妻ではない)この洗濯機を使うことを許さずに洗濯板で洗濯をさせた。こちらは信憑性がある。don't let your daughter-in-law use your washing machine.