2021年7月31日土曜日

私の英語ノート 2021/07/31-a

ずっと昔、スポーツ選手は片輪者と書かれた本を読んだことがあった。スポーツをするとよく怪我をするので、あまりスポーツにのめりこむのは良くない、と言うのが趣旨だった。この本の影響ではないが、私はスポーツが得意ではない。オリンピックなどはギリシャでやればいい運動会だと思っている。運動会だから一等賞 二等賞 三等賞 四等賞 五等賞 六等賞 、、、、n等賞まで同じ粗品(参加賞)を出せばいい。頑張って金メダルを取る必要もない。体操のシモーネ・バイルズ選手が跳馬で失敗、そして棄権した。スポーツはこうでなくてはいけない。メダルよりも、自分の体を守ること。無理をしてメダルと取るのはいいことかもしれないが、無理をして体を壊してしまっては元も子もない。昔のオリンピックは国の威信がかかっていたから、膝の怪我くらいで棄権したら、負け犬扱いされていただろう。バイルズ選手は賢明な選択をした。彼女のような選手が増えるとオリンピックやメダルへの熱が冷めて世の中が平和になれる、、、と思う。

Kerri Strug Vaults at Atlanta 1996 | Epic Olympic Moments

1:28 in our day, that would've been unacceptable. バイルズ選手のような棄権は私たちの時代には絶対に許されなかった。

Soviet champion Latynina ponders pressures on Biles

このビデオは女子スケート界の批判だが、大いに参考になる。勝利することだけに意義があり、参加することに意義はなくなってしまった。健全な精神も肉体も消えうせているのが現在のオリンピックの姿だ。5:02

Examining the 'ugly moments' from the Russian figure skating controversy