2019年5月31日金曜日

私の英語ノート 2019/05/31


英語が読めない日本人はまずいないと思う。訳す訳さないの部分は問わず、意味がとにかくわかると言う「読み」の意味だ。これは学校での英語教育の賜物だろう。これは大したことだと思う。というのも、私の職場に日本語を喋るフィリッピン人が何人かいたことがあるが、彼らの日本語読解力はかなり低かった。彼らの日本語は日本に来て耳から習ったものだから、会話をすれば大体は通じるが、紙に書かれたものを読むことは無理だったようだ。多分街中で見かける看板くらいは読めたのだろう。日本語の読み書きは彼らにとっては相当難しいはずだ。彼らが日本語を読もうとすれば相当の努力が必要になる。、、、、さて、何が言いたいのかといえば、それはつまり、日本人の英語はそんなに悪くないと言いたいだけだ。基礎的なものはすでに頭に入っている。だから、読めるけど話せないという日本人には、話すきっかけを与えてやるだけで何とか話せるようになる。外国に行って一ヶ月で英語を話せるようになった人はいくらでもいる。これは奇跡が起こったわけではなく、頭に蓄積されていたものがあるきっかけで口から出るようになっただけのこと。空っぽの頭では逆立ちしても何も出てこない。ヒヤリングとリーディングを積み重ねることこそがスピーキングとライティングの基礎になる。