2019年5月29日水曜日

私の英語ノート 2019/05/29


昨日はソフトの面での語学上達法は昔から確立されている王道があると書いた。つまり暗記のことだが、その方法がある。松本亨先生のやり方だ。つまり意味のあるおぼえ方をするということだ。そしてもう一つはそれを反復すること。反復を甘く見てはいけない。母国語でも反復していないと忘れてしまう。いい例が外国にいて目からの反復入力を怠れば、手紙を書くときに漢字を忘れてしまうことだ。普段私たちは日本語を常に反復している。そのお陰で私たちの日本語は最新の状態が保たれている。英米人もまったく同じで常に英語を反復している。だから彼らの英語はアップデートされている。さて、無意味な反復はさけて、自分が問題意識を持った単語やイディオムを反復するのがいい。そのためには自分で英語を聞き、わからない単語やイディオムを徹底的に洗うのがいい。この方法を続けると自然に単語のリストが辞書のようになってくる。いつもいうことなのだが、「~するのにやぶさかではない」と言う言い方を知らない人がいる。一生の間にそう何度も聞くいい方ではない。このような言い方でも色々な場面で色々な人が話すのを聞けば少しは脳裏に焼きつくだろう。私たちは日本語をこのようにしておぼえてきた。日本語完全マスターのような参考書は使わなかった。話を英語に戻して、give a run for money というイディオムを例にとる。一度聞いてもまったくわからない。意味を調べてみる。その次にこのイディオムに出くわすとなんとなく近親感を感じる。その程度でいい。このイディオムに三度目、四度目、五度目と付き合うようになると、よくわかるようになる。単語やイディオムはそのようにおぼえなくてはならない。つまり、場数を踏みながら反復するというものだ。これ以外の方法は無い。