2019年12月2日月曜日

私の英語ノート 2019/12/02


読者から教えてもらったのだが、某バイリンガルの帰国子女は漢字が読めないらしい。私の職場にも同じ境遇のハーフがいた。アメリカ人と日本人のハーフで、佐世保のベース内の学校に通い、日本語と英語は不自由がないようだったが、漢字が読めなかった。スピーキングが通じるからといって、リーディングができるわけではない。日本語の話し言葉と書き言葉の間には漢字と言うかなり高い壁がある。この壁は万里の長城のような役割で、日本語を外敵から守っている。英語の話し言葉と書き言葉との間には漢字のような厄介な壁は存在しない。だから、英語の読みは乗り越えやすい。言葉を変えれば英語という言葉は侵略しやすいと言える。漢字という強力な武器を持つ日本語は中国語に感謝する必要がある。私は漢字の変換で相当な間違いを犯しているが、手で書くことになると、もうお手上げ状態だ。猛反省している。