2020年5月9日土曜日

私の英語ノート 2020/05/09


死亡診断書にも裏帳簿のようなものが存在する。病院の窓口でもらう死亡診断書は略式死亡診断書で、病院で死亡時に書かれる診断書が裏帳簿にあたる。裏帳簿イコール本帳簿、だから死因が詳しく書いてある。どのようなものか見てみると、こうなっている。右側の真ん中に、cause of death; general peritonitis 死因;腹膜炎 と書いてある。そのすぐ下には contributory (secondary); gangrenous appendicitis 壊疽性虫垂炎 と書かれている。つまり、直接の死因は腹膜炎で腹膜炎になった理由は盲腸の破裂による膿瘍、、くらいの意味だ。ちょっと気になったのでコロナの死因を見てみた。すると、acute respiratory distress syndrome 急性呼吸窮迫症候群, pneumonia 肺炎、COVID-19 新型コロナウイルス感染症と書かれている。acute respiratory distress syndrome が直接の死因だとおもうが、このように書かれるとはっきりとしないので、もうちょっと調べてみた。すると案の定面白い記事があった。つまり、コロナで死んだという検証をせず、死亡診断書にコロナと書き入れていることだ。臨床症状がコロナっぽければ、コロナでいいだろう、という担当医の判断ということになる。当然コロナで死んだ死者の数は水増しされることになる。「東京に比べてNYのコロナ死者数は異常。病院の点数稼ぎ?」マカフィー発言の出元はこれと言う記事に合致するものがある。しかし、コロナだけで病院が食っていけるとは思えない。