2019年10月14日月曜日

私の英語ノート 2019/10/14


ちょっと気になる。どうでもいい事なのだが台風19号は hagibis ハギビス と呼ばれる。三日ほど前のニュースではハジビスと呼ぶニュースが多かったが、今はハギビスが大勢のようだ。それでいい。しかしギビスになっている。どのニュースを見ても例外は無いようだ。これはフィリッピン語で、正しいアクセントの位置は ハビス だ。28:01 typhoon hagibis これは、typhoon hagibis と発音する。

Super Typhoon Hagibis Hits Japan: My Experience & Aftermath

さて、読者から英語教育について興味深いメールを頂いたので、一部をコピペさせていただく。

東南アジアには、英語公用国となって久しい国々がありますが、母国が植民地となった為、母国語の能力が出来上がる前に、余計なもの(外国語)を強制された結果、母国語50、英語50の半端な言語に成り果てる悲劇となったのは言うまでもありません。「帰国子女の80%以上が幼少からの英語教育は不必要」と答えている(鳥飼久美子氏著書中)のも肯けます。

一方、同じ頃の日本は、どこに行っても腰に長ドスを差した男たちがおり、薩摩藩に至っては単独でイギリス海軍と戦い、その植民地化の夢を打ち砕いたことで、英語を強制されずに済む幸運に恵まれ、今日に至りました。

私自身は、今のところ、海外オークションや海外通販などで意思疎通の手段として英語を使わざるを得ない環境から、しょうことなしにこの言語を利用するに過ぎませんが、それでも、国際交流、外交などの現実に於ける対応としての英語を熟す日本人は、とりあえず全人口の0.01%で良い(私の主観)と考えます。それでも約120万人。これを47の都道府県で割ると1最大自治単位あたり2万5千人以上。これだけで十分でしょう。そして、この人達には地政学的知識を会得した上で、ネイティブ顔負けの、それこそ新渡戸稲造レベルの使い手、達人に育ってもらう。残りの99.99%は必要に応じてやって行けばいいんです。魚屋さんや酒屋さんの跡継ぎの方々に無理に英語を学ばせる馬鹿らしさ、時間的、労力的、経費的ロスは勿論、言語的、文化的、精神的植民地化に加担するに過ぎないということを1億総英語国民論者に是非ご一考願いたい思います。

読者からのメールを読んで、ありがたいと思った。さて、道を譲られて「ありがとう」を言えない餓鬼がいる、とおもっていたら、そのようなジジイもいる。道徳が必要なのは子供よりも大人かもしれない。英語の力はついたが、道徳の力が落ちてしまったようだ。ものにならない英語を勉強するよりも、道徳教育に力を入れるべし。