2022年4月23日土曜日

私の英語ノート 2022/04/23-a

17:11 still the US dollar remains the prettiest belle at the ball. 各国が緊急緩和で通貨の価値を下げているが、その中でも米ドルはまだ厚く信頼されているのです。

Gregory Mannarino: Crisis Economics, Prepare for the Worst

安倍首相が白川方明日銀総裁のクビを切って、黒田東彦にすげ替える前に、本屋で、浜田何某という、イxール大学名誉教授が書いた本を立ち読みして、腰が抜けるほど驚いたことをよく記憶している。リフレで日本経済再生(後にアベノミクスと知られる異次元金融緩和)を主張していたからだ。あの頃の日本円はドルに対して強かった。誰が頼んだ訳でもないのに、日銀はアメリカの真似をして金融緩和の道を突っ走った。アメリカが金融緩和にブレーキをかけても、日本は狂ったように金融緩和を続け、円安の道を突き進んだ。金融緩和の出口戦略を模索するアメリカとは対照的に「指値オペ」でさらに金融緩和を拡大すると宣言した黒田日銀は50年来の円安と高インフレを招いた。購買力の低下はスーパーに行けば一目瞭然だ。日本人は貧乏になってしまった。浜田某先生、おめでとうございます、だ。上のビデオの二人は日本円悲観論を展開するのだが、the prettiest belle at the ball は最終的に日本円になると思う。日本には来たるべき利上げに勝てる体力がまだ残っているからだ。アメリカにはそのような余力は残されていない、、、、と思う。

参考リンク
https://mainichi.jp/articles/20230301/k00/00m/020/269000c  白川氏、黒田氏政策を批判「壮大な金融実験」 IMF季刊誌に寄稿  注;「必要なときに金融政策を簡単に元に戻せるとの幾分ナイーブな思い込みがあったのではないか」、、、インフレは簡単に退治できるものではない