2022年10月25日火曜日

私の英語ノート 2022/10/25

4,5年前に職場を辞めた同僚に街中でバッタリと会った。私はマスクをしていたのだが、彼はすぐに「あれ、宇野さん?」と声を掛けてきた。彼は昔より痩せて精悍な顔立ちになっていたが、私もすぐに、「xxさんじゃないか。」と返した。彼はマスクをしていなかったが、していたとしても多分わかったはずだ。久しぶりの邂逅だが、立ち話で手短に catching up し、握手をして別れた。ここで、思ったことは、街中の雑踏から、どうしてお互いを認識できたのか、だった。もちろんお互いを知っているからなのだが、知らない人たちは認識のしようがない。だから、知っている人以外はすべて透明人間で、通り過ぎて行ってしまう。会ったことさえわからない。単語やイディオムを増やす作業は街中にいる全ての人たちと一人づつ、じっくりとお付き合いすることだ。人間が一人一人違うように、単語も一つ一つ違う。人には経歴があるように、単語には由来、語源がある。英語の学習には当然気の遠くなるような時間が必要だ。巷に溢れるお手軽な学習法に引っかかってはいけない。とんでもない回り道、時間のロスになる。正統な学習法は暗記以外の何ものでもない。