2016年11月6日日曜日

私の英語ノート 2016/11/06


「ハーフ」新生児の50人に1人 外国人扱いに戸惑い という記事を読んだ。動画が貼れないので上のリンクからサンドラ・ヘフェリン氏の言い分を聞いて欲しい。日本人の母とドイツ人の父を持つハーフだ。ビデオで彼女の言うことは正論だと思う。しかし、日本で暮らすハーフが体験困った「あるある」を読むとそんなに「困った」ようなことは書かれていない。何か釈然としない。日本は昔に比べて東洋人に対する差別や偏見なども少なくなってきている。西洋人だといい意味での差別があったかもしれない。彼女が困っているのは西洋人とのハーフであるがゆえに過剰の気遣いを受けていることだろう。だから、彼女は当惑気味かもしれないが、困難な状況にあるのではない。彼女は19年前に日本に永住帰国したと書かれているが、そもそも、その理由は?彼女にとってドイツが住みにくかったから、と考えるのが自然だと思う。私は彼女はドイツで東洋人に対する差別にあっていたと考える。川崎麻世はカイヤとの間にもうけた子供二人(当然ハーフ)について、日本人の横に立つとアメリカ人に見えて、アメリカ人の横に立つと日本人に見える、と言っていたことが印象に残っている。つまり、サンドラ・ヘフェリン氏は日本ではドイツ人に見えるがドイツでは日本人に見えるのだ。もう一つ、私はフランスの大学で学んだ女性を知っているが、彼女はフランスで唯一学んだことは人種差別だと言っていた。つまり東洋人であるがゆえにことあるごとに嫌がらせ、いわれのない差別をうけるというものだ。サンドラ・ヘフェリン氏は日本での生活で困難な状況に直面して困っているのではない。私の目には贅沢な悩みとしか映らない。有名人のように二度見されたりして不快な思いをしたことがあるかもしれないが、日本は西洋人とのハーフにとっては至れり尽くせりの親切な国だとおもう。だからこそ、彼女は日本で暮らしているのだ。日本が嫌なら彼女はとっくにドイツに帰っていたはずだ。
山本リンダというハーフの歌手がいた。彼女は学校ではいじめに遭ったそうだ。ハーフゆえにいじめに遭ったのか、それとも学校につきもののいじめだったのかは、はっきりとはしないが、子供は大人のように分別や礼儀をわきまえていないので、いかにもありそうな事だったのかなとは思う。ハーフにとって日本の小学校に通うのはすこし辛いかもしれない。しかし、ハーフが外国の学校に通ったらいじめに遭わないという保障はどこにもない。それどころか日本の学校以上のいじめに遭うかもしれない。それこそ困ったというものだ。

山本リンダ  こまっちゃうナ

https://www.youtube.com/watch?v=yMW1Co25Hbc&t=1711s  0:42 サンダース監督クリス・ペプラー が並ぶとハーフのペプラーが日本人に見える。
GHOST IN THE SHELL Cast Interview - Scarlett Johansson, Takeshi Kitano & Rupert Sanders

https://www.youtube.com/watch?v=Ao1jaBpTjgM  4:18 the perception that the school is a haven for bullies is just not true. do we have some bullying problems? I'm sure we do. all school systems do. 学校はいじめるには格好の場というのはちょっと違う。いじめの問題は存在するかと聞かれれば、否定はしない。いじめという学校にはつきものだからだ。
Bullied to Death in America's Schools

私の英語ノートの上から四行目の cast a ballot は一票を投じるという意味。


参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html  無敵のヒアリングを手に入れる
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/06/bridge.html  オンライン英会話辞典 BRIDGEの活用法
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html  英語を書き取ってみよう
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/toeic.html   toeic 満点でも映画は聞けない
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/11/100.html  英語のニュースは100%理解できて当たり前