昨日、知人が英語を学びたい目的はかっこよく見えるから、女性にモテるからと二つの理由を挙げた。そして英語の歌を聴いて何を歌っているのかわかるようになりたい、そして自分はビートルズの let it be が好きだ、等々といっていた。そこで、私が歌ってあげると、なんで、let it be じゃなくて、ledibe (letibe, lelibe)と歌うのか?と聞いてきた。そこで、let it be は子供が読み書きを習う時に教える言葉、日本語でもすみませんをふつう「サーセン」って言うでしょ?と説明してあげたら納得したようだった。ネイティブは教科書どおりの発音はしないのがふつうとおぼえておけば肩がこらなくていい。ネイティブ英語の特色を的確に表現すれば、文法を間違える、スペルを間違える、発音を間違えるとなる。昔、武田哲也が「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」で、外人に向かって thank you, thank you というコマーシャルがあったが どうしても、fuck you fuck you と聞こえてしまった。発音も大切だかイントネーションも大切な一例といえる。発音、イントネーションも大切だが文脈も大切だ。下のビデオで、女性が 0:25 just to give you some color on this horrific situation.(この悲惨な状況についてもっとわかりやすく説明します。) と言っているが、単語だけ聞いたら間違いなく私の耳には collar と聞こえる。文脈があるからこそ頭の中で give some color (説明を加える)と修正できる。多分この女性は地方の人間だと思う。この例はほんの一例で、このような教科書どおりではない例は探せば無限に存在する。
State Caught "Dumping" Mental Health Patients In California