2009年2月18日水曜日

不義不忠

この世で一番悪いことは、儒教の観点から見れば不義不忠です。家庭において一番尊ばれるのは親孝行(filial piety)です。芥川龍之介の杜子春(とししゅん)にはこのことがよく書かれています。そして家庭教育で一番大事なことは父親の尊厳(paternal authority)を教えることです。なぜ日本の年末はいつも忠臣蔵なのか?そして、諸葛孔明の出師の表がいつまでも中国人の心を打つのか?それは私たちが義理を重んじているからです。欧米人のようにドライな人間関係は儒教の影響が濃い日本には馴染みきれません。