2015年9月24日木曜日

ネイティブでも言葉は忘れる


ネイティブでも言葉は忘れる、、、そんな馬鹿な!と思ってはいけない。言葉は使わなければどんどん忘れる。日本にいて毎日新聞を読み、テレビを見て、日本語を話をしている私たちは日本語を絶対に忘れることはない。しかし、外国に行って向こうの生活が長くなると、まず漢字が書けなくなってくる。だから、手紙にひらがなが多くなる。言葉に詰まるようになってくる。日本語のインプットが欠けているのが原因だ。受験のために英語を勉強して、いざ試験が終わってしまうと、とたんに英語のインプットをしなくなる。だから、一生懸命詰め込んだ英単語、文法はきれいさっぱりどこかに飛んでいってしまう。このような薄っぺらい勉強はしてはいけない。毎日インプットを欠かさないのがネイティブの勉強法。とすれば、ネイティブレベルまで毎日英語をインプットするのが英語学習者の勉強法。はじめはやや辛いかもしれないが、文法は文章を暗記することで解消する。学校でやっているような文法教育は私にいわせれば英文法論のようなものになっていて、かなり付き合いづらい学問になっている。単語やイディオムの数などたかが知れているので、まったく問題にならない。つまり何が問題かといえば、いつも、やる気、モチベーションということになる。これは個人の好き嫌いの問題といってもいいので、「好きこそ物の上手なれ」は言葉を学習する上でも通用する。しかし、ネイティブの勉強法は好き嫌いに関係なく生まれた時からの「継続こそ物の上手なれ」の実践に他ならない。英語を勉強するからにはやる気も大切だが、継続はそれ以上に大切だ。これを忘れてはいけない。