2018年3月26日月曜日

私の英語ノート 2018/03/26

正しい英語かそうでない英語なのかの判定はどう決まるのか? よく that doesn't sound right. (ちょっと違っている)と英語の達人やネイティブは言うが、すっからかんの頭では彼らの頭の中がまったく理解できない。私も昔はそうだった。頭の中に何もなかったからだ。気がつけば、私が that doesn't sound right. (= it hits the ear wrong). と言うようになっている。この英語は正しい?と聞かれることが多くなってきた。正しい正しくないの根拠は過去に何度も聞いたことがあるに尽きると思う。これは日本語に置き換えるとよくわかると思う。先日あるバス停を通りかかったら、「こういう条件、メンドくない?」というポスターが目に付いた。



















日本人なら即座に、この日本語はおかしいと思う。そして、すぐに「こういう条件、面倒くさくない?」を「違う-違く」風に言い換えたものと気がつく。根底にあるのは正しい日本語が頭の中に詰まっているのか否かだけの問題になる。英語もまったく同じ。だから正しい英語を頭の中につめ込んでいけば、ちょっとおかしな英語を見たり聞いたりすると、that doesn't sound right. と言えるようになる。この過程は「英語で考えている」と言い換えてもいい。英語で考えるとはつまり正しい英語を無限につめ込んでいく作業のことでもある。そして英語を聞いて日本語に訳さずに英語で瞬時に理解できることだ。

私の英語ノートの真ん中からやや下の rolling hills を見て欲しい。起伏の続く丘と言う意味だが、このような正しい英語が頭に入っていれば、0:08 tucked in the rolling subtropical mountains of the southeast Chinese province of Fujian. 客家土楼(はっかどろう)は中国福建省南西部の山岳地域にある。はすぐに理解できる。

Take a Look inside China’s Giant Communal Homes—the Fujian Tulou | National Geographic



参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html  無敵のヒアリングを手に入れる
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/06/bridge.html  オンライン英会話辞典 BRIDGEの活用法
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html  英語を書き取ってみよう
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/toeic.html   toeic 満点でも映画は聞けない
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/11/100.html  英語のニュースは100%理解できて当たり前
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/12/blog-post_41.html  読者からの質問に答える