2016年9月22日木曜日

私の英語ノート 2016/09/22


いつかどこかで書いたかもしれないが、NHKの記者がフィリッピンのマルコス大統領に日本の教科書の歴史問題について質問したことがあった。マルコスは笑いながらこう答えた。歴史というものは常に勝者によってゆがめられる、、と。つまり彼の解答はフィリッピンの歴史もフィリッピン人の立場から見た歴史と、宗主国のアメリカから見た歴史の二つがある、だった。NHKの記者はマルコス大統領の日本の歴史教科書についての見解を引き出したかったのだが、マルコス大統領にとってはそのような問題はどこの国でも存在する、と一笑に付したわけだ。この見解の意味はかなり大きい。といのは、昨夜のニュースはある中国の実業家は来日の際、ホテルの水を出しっぱなしにしたと報じた。中国(や韓国)などに根付く反日感情はまだ大きなものがある。この反日感情は中国や韓国では相当目立っているが、探せば日本に植民地化されたすべての国に共通する問題かもしれない。、、、、、と、ここまでは長いふりで、私が意見したいのは思想コントロールについて、日本で生まれ育ち日本のメディアだけに接していれば、公平な立場の歴史認識が得られるはずがないということ。同じように、中国や韓国で生まれ育ち向こうのメディアだけに接していれば反日感情がつくのは当たり前と言える。つまり、私たちの考えというものを左右する主な要因は、まずなんと言っても、すっからかんの頭に入っているオペレーションシステムである言語、つまり言葉。それが第一要因。第二要因は動き出した頭に、何をインプットするか、つまりどのようなメディアを見るか聞くか。最後の要因はインプットした情報をどのように処理するか、つまり、そのまま鵜呑みにするのか、自分なりに考え始めるのか、、、ということ。世の中を見渡せば、自分の考えというものは非常に少なく、その道の権威からの受け売り意見だけが幅を利かせて闊歩している。ご意見番が何かをのたまわれた、、、とか言えば、ちょっと逆らいづらい。ご意見番の意見は、ご当地の人にとってはもっともな意見が多いからだろう。ここで、ゴルゴ13を登場させるが、彼は第三者の目で自分を見れるそうだ。物事にはすべてにおいて二通りの見解がある。やった方とやっつけられた方の二者の見解だが、第三者の目で見るということは、日本の教科書問題をめぐって、マルコス大統領が下した見解と合致する。つまり、感情問題はおいておいて、事実を直視せよ。くらいのことだろう。歴史問題イコール感情問題で、感情問題は必ず尾を引く。頭の中にインプットすべきは揺るぎのない事実である。他人から聞いたことは必ず裏を取り、事実でないものを排除する努力をすることをお勧めする。私はよくアメリカ映画などから、英語の用例を引っ張ってくるが、大切なのは文例とか用例の部分であって、思想の部分ではない。あれは、ある思想や利益に基づいた監督が作っているものだ、それを忘れてはいけない。

私の英語ノートの真ん中から下あたりに、post-partum と書いたがこれは産後という意味。必須。



参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/11/blog-post_21.html  無敵のヒアリングを手に入れる
http://bridge-english.blogspot.jp/2015/06/bridge.html  オンライン英会話辞典 BRIDGEの活用法
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/blog-post_42.html  英語を書き取ってみよう
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/08/toeic.html   toeic 満点でも映画は聞けない
http://bridge-english.blogspot.jp/2013/11/100.html  英語のニュースは100%理解できて当たり前