2018年10月5日金曜日

私の英語ノート 2018/10/05


理科で一番大切なものは何か?と東京の某小学校の副校長をした人物から聞かれた。「データ」じゃないですか?と答えたら、「おお、その通り」と感動されて、握手された。理科に限らず、学校で学べるようなことは、算数、社会、国語などは過去のデータの「おさらい」に過ぎない。学科とはデータを体系的に並べただけのものだと思う。だから、ノーベル賞や特許のような独創的なものはすごい、、、と考えがちだが、そうでもないらしい。天才のひらめきのようなものでさえ、過去の経験やデータがベースになっているようだ。5:14 people have won Nobel Prizes for finding better ways to describe or easier ways to describe very difficult concepts. 難しい概念を簡単に説明したり、うまく説明してノーベル賞をとったりするもんだ、、、だから、別に大発明などする必要はない。

How 1 Man’s Brain Injury Turned Him Into A Math Savant | Megyn Kelly TODAY

私は、これに似たことを、ある弁理士の先生から言われたことがある。特許は進歩性があれば、既存のものの組み合わせでも構わないと。要するにノーベル賞や特許とは過去のデータ、経験の蓄積の上に成り立っているといえる。9:44 listen, where's that beautiful music coming from? ある盲目の幼児がいきなりピアノを奏で、それは美しい楽曲だった、、、、こんな話しを信じてはいけない。少なくとも、誰かがピアノの手ほどきをして、少なくとも美しい調べを聴いた経験がなくては、このようなことはありえない。

Savants and Genius: A Wonderful Mystery documentary (1983)

モーツァルトを引き合いに出してみるが、彼ほどの天才はいなかった。彼の作品の数々は一体どこから来たのか?彼自身がそれにこう答えている。「ヨーロッパ中の宮廷を周遊していた小さな男の子だった頃から、特別な才能の持ち主だと、同じことを言われ続けています。目隠しをされて演奏させられたこともありますし、ありとあらゆる試験をやらされました。こうしたことは、長い時間かけて練習すれば、簡単にできるようになります。ぼくが幸運に恵まれていることは認めますが、作曲はまるっきり別の問題です。長年にわたって、僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人は他には一人もいません。有名な巨匠の作品はすべて念入りに研究しました。作曲家であるということは精力的な思考と何時間にも及ぶ努力を意味するのです」つまり、モーツァルトの才能は努力の賜物だったのだ。ついでに、モーツァルトをフルネームでおぼえておこう。3:21 That was Mozart. Wolfgang Amadeus Mozart. そいつは、モーツァルトの作曲したものさ。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの作品さ。

That was Mozart - Amadeus