この試合で田中は3回まで無失点。しかし、4回は4番・ボガーツにソロ本塁打を浴びると、6番・ヌネスにはストレートの四球。このヌネスへの四球の際、ダーリング氏は制球を乱した田中について「隙がある」という意味の「chink in the armor」というコメントをした。問題だったのは「chink」で、この言葉は米国において中国系の人々を差別するもの。それが広がりアジア人全般に向けられた差別用語となっている。
ハワイ生まれのダーリング氏はメッツなどで大リーグ通算136勝を挙げた元投手。母親が中国系ということもあり、「chink」という言葉を田中への差別として使った訳ではないだろうが、ネット上では非難が集中。ダーリング氏は放送終了後に「アジア人差別を意図するものではなかったが、言葉の選択に誤りがあったことを謝罪する」と声明を発表した。」
さて、問題にする部分は chink in the armor ではなく、言葉の選択に誤りがあったと言う箇所だ。コメンテーターのロン・ダーリング氏は a poor choice of words と言ったはずだ、、、と思う。
参考リンク
http://bridge-english.blogspot.com/2013/12/blog-post_25.html 隙(すき)を英語でなんと言うか?
http://bridge-english.blogspot.com/2016/01/blog-post_9.html 隙(すき)を英語でなんと言うか?