2012年5月27日日曜日

暴君ネロはローマの大火をよそに楽器を弾いていた

ここでの楽器とはfiddle(バイオリン)ということになっていますが、lyre(リラ)だったようです。イディオムとしてはfiddle while Rome burns(ローマが燃えているのに何も手を打たないで余興にふけっている、大事をよそに安逸をむさぼる)が有名です。吉岡道場が宮本武蔵に破られている間、吉岡道場の当主である吉岡清十郎は遊郭でうつつを抜かしていたが、この表現がぴったりです。0:52 the worry at the moment is that the Europeans dither, as they fiddle while Rome burns, in this case Athens burns いま気がかりなのはヨーロッパ人たちが決断できないことだ、まるでネロのように火事を見ているだけ、アテネの火事だが、、 

http://www.youtube.com/watch?v=5RV0qvGT5yw 0:55 is Berlin fiddling while Rome burns? ドイツは欧州危機を我関せずと静観するのか?(ただ指をくわえて見ているのか?)
http://www.youtube.com/watch?v=2n31M8BP8IA  5:59 as Nero fiddled Rome burnt.

練習問題解答
a-2704 they fiddle while Rome burns
a-9390 Nero's fiddling while Rome burns
b-4490 fiddling like Nero while Rome burns
b-6621 play the violin as America burns