2010年6月13日日曜日

鞘当て(さやあて)を英語でなんと言うか?

鞘咎め(さやとがめ)、すれ違いざまに刀の鞘が当たったのが原因で喧嘩になることで、些細な事から起こる意地の張り合い、喧嘩のこと。これは思うに「礼」の問題なのでviolation of sword etiquette(manners)です。sheath touch, scabbard confrontationは直訳なのでわかっている人にしかわかってもらえません。わかってもらうためにはわかってもらえる件(くだり)をパクればいいでしょう。conduct unbecoming an officer and gentlemanに少し手を加えてconduct unbecoming a bushi/samurai/knight(武士にあるまじき行い)が一番わかりやすい逃げ道かと思います。どうしても「鞘」にこだわりたければsheath touch offenseのようにoffenseかchallengeをつければわかり易くなります。いずれにしても文化の問題を外国人に伝えるのは容易ではありません。わざと鞘を当てて喧嘩を売る(挑戦状を叩きつける)のはthrow down the gauntletで、売られた喧嘩を買う(挑戦を受ける)のはtake up the gauntletです。0:25 is Putin throwing down the gauntlet? プーチン大統領はわれわれに挑戦状をたたきつけているのでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=G5GgOLQxdls 1;51 threw down the gauntlet 挑戦状をたたきつけた
http://www.youtube.com/watch?v=Wjs4c4_e2mI 6:23 the trade unions have thrown down the gauntlet. they must take the consequences 労働組合の連中が啖呵を切ってきた。奴らには落とし前をつけてもらう。

練習問題解答
a-1232 lays the gauntlet down
a-2265 throwing down the gauntlet
a-8211 gauntlet
b-0983 throw down the gauntlet
b-4928 throwing down the gauntlet