国の借金(国債の発行残高)は将来の世代にツケを残すことになるのか?国の借金は国民の借金ではなく国民の資産と考えている人たちがいます。国は借り手で国民が貸し手という考えです。この論理はおかしい。このトリックは国と国民を別々に扱っているが、国とは国民の集合体なので国の借金はどうしても国民の借金であり、資産ではない。どうしても資産にしたければ負の資産と呼ぶしかない。言葉遊びをして喜んでいてはいけない。国が破綻するまで借金を繰り返すとその分国民ひとりひとりが豊かになれるだろうか?そんなことはない。国の借金は確実に将来のツケになる。しかしだ、世界中から配信されたビデオを見ると日本の財政は世界のレベルと比べてまだ健全といえる。言葉を変えれば日本にはまだまだ残された時間はたっぷりとある。言い換えると他の国にはない可能性とチャンスが潜在しているということだ。私の専門は経済ではないのでこの辺でやめます。
追記;ある評論家の本『xは世xNO.1の日本経済』には公共事業などでつくったインフラから来る恩恵、サービスは資産である、とかかれていますが、、、また、、、借金をして車を買ったのと同じで車に焦点をあてて論理をすりかえている。借金の部分の話で借金で買ったものの話ではないのに、、、給料が上がらない、職がない、生活レベルが落ちた、消費税が上がる、、、、結局、国のツケを払わされるのはいつも国民だと言うことだ。
追記;経済関係の本で一様にまずいのが「国家の財政を家計に例えてはいけない」という箇所。簡単で明瞭!国家の財政を家計に例えるのは非常にわかり易い。ただしこの店には借金以上の資産やへそくりがあり、いざというときには打ち出の小槌でお金を好きなだけ作り出せる、、、しかし、近所の横暴でツケを払ったためしのないメリケン屋さん、寄り合い所帯の欧州軒亭のように出鱈目会計を始めてしまったら物の値段がわからなくなりひいては社会の秩序が保てなくなるので日章堂は二の足を踏んでいた、、、支払い額や期日を律儀に守る日章堂の評判はすこぶるよくどの銀行でも低金利で融資に応じてくれた。(踏み倒しの常習犯の欧州軒亭のソクラテス君のべらぼうに高い金利とは大違いだ。)月収40万の日章堂の利払いは今のところ10万で済んでいるので大騒ぎするほどのことでもないが稼ぎ以上の生活はいつまでも続くわけがないので無駄を省いて身の丈にあった生活に改めるか収入を増やす必要がある。しかし黙っていてもやがてはメリケン屋さんと欧州軒亭の放漫経営に嫌気がさした客がこぞって押し寄せてくるのだから地道な商売に徹して下手な策を弄しないのが利口というものだ。(日章堂の新しい店主が堅実経営をしてきた番頭さんを追い出し無用な放漫経営を始めようとしているのは危険極まりない。)成金で有名なレンガ横丁の中華楼は最近何かと日章堂を裏庭から物色しているがメリケン屋さんと姻戚関係を結んでいるのでメリケン屋が倒産すれば連帯保証責任を問われて地獄まで道連れになるので相手にする必要はない。
追記;最近読んだ本にまたぞろ、国債は日本国民が抱える借金ではないと力説してあった。言わんとすることは良くわかるが、国の借金を払うのは連帯責任を背負っている日本国の国民だ。寝ぼけていてはいけない。日章堂は子沢山で子供たちがせっせと働いたものを稼ぎのない親が借用書を書いて子供たちから借りて家計をまわしているのだが、親の借金の分だけ子供達の生活は圧迫され、小遣いも少なくなっている。地道な商売に徹していた前代のドジョウ店主はよい番頭さんに恵まれたが、新しい店主は悪い取り巻きに囲まれて無い袖を振ろうとしているのが不安の種である。
http://bridge-english.blogspot.jp/2012/07/100-year-gilt.html 100 year gilt
http://bridge-english.blogspot.jp/2012/05/blog-post_9488.html 切迫感を英語でなんと言うか?
http://www.youtube.com/watch?v=qOXH52djStM The Debt Ceiling Explained: Why You Should Care
http://bridge-english.blogspot.jp/2011/12/blog-post_864.html アキレスと亀
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130130-OYT1T00345.htm?from=main1 年収431万円で生活費540万円…「アベ家」
http://bridge-english.blogspot.jp/2011/11/blog-post_4882.html わけのわからない話
http://www.matomabooks.jp/news/archives/878.html 国の借金は、国民の資産?
http://www.youtube.com/watch?v=2D34Z7pbiks 22:22 負担を負うのは国民だ、、、、定期預金がチャラになる、、、国債が紙切れになった。
https://www.youtube.com/watch?v=3D_yq6PCdYk 3:13 nobody can write themselves an IOU and claim it as an asset, neither can the Federal government. 借用書を発行してそれを資産呼ばわりする人間なんていやしない。もちろん国が発行した国債(借用書)を資産と呼べるはずもない。注;その点、日本の政府は国債を資産呼ばわりしていないので、良心的といえる。国債を資産と呼ぶのは一部の経済評論家たちだけだ。
Irwin Schiff at the Libertarian Convention 1996 CSPAN