2014年6月5日木曜日

アナログ人間であれ


デジタルに居てアナログを忘るべからずと言いたい。スーパーのレジが手打ちだったころは、よくレシートをチェックして間違いを探したものだ。しかし今はスキャナーを通すのでレシートをいちいちチェックしなくなった。これがいけない。下のビデオはスキャナーの間違いではなくセールの値段がバーコードに正しく反映されていないのが原因と説明されているが、原因はどうあれ、間違いは間違いで、損するのは消費者だ。おもえば、電卓が登場したあたりから、生活が変わってきた。昔はそろばん、暗算はあたりまえだった。計算は速かった。駅の改札係が帽子を深くかぶり見事な改札鋏(かいさつきょう)妙技を披露していたのを思い出す。いまの改札係は、といえば、改札をぬけると「有難うございました」と声をかけるだけの存在になっている。最近痛感するのは電話番号だ。人の電話番号はもとより自分の電話番号さえもわからない。全部登録しているからだ。黒電話だったころは、電話番号の10や20はすらすらとそらんじていたものだったが、、われながら情けないとおもう。このブログを書くにあたり私はコンピューターに頼っている。調べ物に便利で、コピペが欠かせない。私のブログはアナログ作業では到底達成できない。しかしアナログ部分(そろばん、暗算はいまだ健在だ)は忘れてはいない。何が言いたいのかといえば、デジタル化で浮いた時間を有意義な時間にしてほしいということだ。その時間がテレビやゲームなどに消えてしまうのは非常にもったいない。最近は外で遊ぶ子供をあまり見かけなくなった。子供たちは家でいったい何をしているのだろうか?


参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2011/12/blog-post_390.html  治に居て乱を忘れず
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/01/blog-post_17.html  テレビは見てはいけない
http://bridge-english.blogspot.jp/2014/03/blog-post_6449.html  博士論文のコピペ、何が悪い?