2014年6月15日日曜日

崩壊するアメリカ社会


崩壊していくアメリカ社会を象徴するキーワードはモラルの欠如と言っても過言ではない、と思う。下のビデオでピーター・シフ氏が主張するのはアメリカはパートタイムの職ばかりを増やしている、定年退職者は生きるために仕方なく働き続けている、お上は策を弄さず経済のことは市場に任せておけばいい,若者は学生ローンを抱えているが職がなく親と同居している。の4点だが、問題はパートタイマーの行方だ。パートタイマーの多くはウェイター、ウェイトレスになると思う。レストランはウェイター、ウェイトレスはチップで生計を立てているのを知っているから、時給200円、300円くらいしか渡さない。最近は客もチップをケチる風潮が蔓延しているので、レストランでの不祥事は枚挙に暇がない。お金は社会を潤す潤滑油だから、社会全体にまんべんなく行き渡らなくてはいけないが、社会の頂点にいる人間だけが富を独占してしまっては、昔の奴隷社会を再現する結果になるしアメリカ社会ではすでにそうなっている。このような末期的な社会の崩壊は食い止めようとせずに、すなおに崩壊させてあげればいい。