2013年4月1日月曜日

これを英語で何と言うか?



故松本亨博士の著作で私が学生の頃買った本だが今でも十分に名著と言える。この本を久しぶりに手にしてみる。昭和55年の出版だからもう35年も前の本になる。驚いたことが二つある。日本語と本の値段だ。今ではもう使われなくなった日本語が所々に見受けられるがこの本で紹介されている英語は今でも十分に通じるものばかりだ。日本語の新陳代謝は英語よりも早い。値段は定価900円也だ。日本の物価が如何に安定していたかを物語っている。話がわき道にそれるが、物価の安定が何よりも重要だと思う。私は日本の財政が危機的であるし日本国債は国民の借金と思っているが、同時に日本円はどの国の通貨よりも価値があり日本国債はどこの国の国債よりも信用できると信じている。その根拠はほかの国の財政は日本よりもはるかに悪く、インチキ金融をしているから、、、というなんとも頼りない理由で、日本の財政が健全とかの胸を張れるような理由からではない。現在の状況だと最後まで立っていられるのが日本経済というだけのYouTubeで世界を見ている人なら誰にでもわかるような理由。ナントカミクスとかの甘い言葉につられて危険な冒険をせずとも、世界の資本は地道な努力を重ねて経済の土台が固まっている日本に流れてくるのは必至。欧米よろしくインチキ金融に手を染めて円安、株高、インフレを誘導する必要はどこにもない。どうしてもせっかく安定している経済をいじくりたいなら経済の調整弁を緩めて(減税して)消費を活発化させることこそやってみるべきだ。

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.com/2012/08/blog-post_3787.html 首里の博物館で
http://bridge-english.blogspot.com/2012/12/blog-post_6967.html 国の借金は国民の借金か資産か?
http://www.matomabooks.jp/news/archives/878.html 国の借金は、国民の資産?
http://www.youtube.com/watch?v=2CInH3eo10k 浜矩子氏:アベノミクスは浦島太郎の経済学だ
http://bridge-english.blogspot.com/2013/04/blog-post_1269.html 三本の矢を英語でなんと言うか?
http://bridge-english.blogspot.com/2013/02/blog-post_2217.html 円高はいいこと
http://www.youtube.com/watch?v=h3jRgoVRF_o 14:51 ,, that's the last thing they needed in Japan, is to create inflation. 無制限の金融緩和(無制限に円を刷ること)で経済をガタガタにする事により、インフレを誘導するのは日本経済にとって一番好ましくない事だ。