2011年7月31日日曜日

米の債務上限引き上げについて

このごたごた劇(political theater)はすったもんだ(wrangling)の末、期限である8月2日までには決着を見ると思いますが、アメリカは民主党案でも共和党案でもcrash landingになるのかhard landingになるのか二者選択することになります。興味深いのはオバマ大統領率いる民主党は大統領再選を視野にいれて交渉に臨んでいることです。このままでは妥協点がまったく見出せないことろですが、アメリカ経済がポシャると大統領を含む国会議員全員が悪者になるので、8月2日の期限を過ぎても債権者への債務不履行だけは回避するはずです。どのような決着をするのかは両党の歩み寄り、妥協(compromise)にかかっていますが、玉虫色の決着(looking glass solution)になることは必至でしょう。1:56 European compromise often demands looking-glass solutions ヨーロッパ流の妥協とはどちらにも花を持たせる結論のことだ。

このlooking-glassとは鏡のことで不思議の国のアリスの続編でthrough the looking glass「鏡の国のアリス」の現実と非現実を映す鏡のことを指します。looking glass solutionはどちらとも取れる結論、、、玉虫色の決着です。
http://www.youtube.com/watch?v=FTpWdueFow0  042 political theater ごたごた劇、政治劇場

参考リンク
http://bridge-english.blogspot.jp/2011/01/chaban.html 茶番を英語でなんと言うか?